1.優れた業績の裏に隠されたねたみという動機 @ねたみとは何か? 相手の長所の故に相手を憎むこと 相手を憎む原因が、相手の非にあるのではなく、 相手の優れている点にある場合の憎しみ A行動の原動力がねたみになっている 巧みなわざは互のねたみを動機としている (コヘ4:4) 切磋琢磨という言葉を使ったねたみ合戦 B彼には負けないという動機で一生懸命頑張る 競技では負けるとくやしいから一生懸命練習に励む 受験も同じ。落ちると合格した人をねたんでしまう 資本主義社会は自由競争。出世する同僚に… 2.サウル王はねたみを動機として行動した @なぜサウル王はダビデ王をねたむようになったか? 「サウルは千を討ちダビデは万を討った。」 サウルはこれを聞いて激怒し悔しがった。(サ上18:6-) Aサウル王に見られるねたみのプロセス 日頃蔑んでいる隣人の優越性が判明し自分と比較 負けたという意識から劣等感で自己イメージダウン 悔しいという思いから相手をゆるせない憎しみへ続く Bサウル王のねたみの行き着いた先はどこか? サウルはダビデを殺そうと思った。ねたみの先は殺意 ねたみは愛の反対で愛の反対はいつでも人を滅ぼす 3.ねたみは愛の反対で神の働きを妨げてきた @モーセに対してねたみを抱いたダタンとアビラム 彼らは宿営でモーセとアロンをねたんだ(詩編106:16) Aペトロも大祭司とサドカイ派の人々からねたまれた ねたみに燃えて使徒たちを捕らえて牢に(使5:15-) Bパウロも行く先々でねたまれていた ピシディア州のアンティオキアで(使13:14-) テサロニケで(使17:15-) むすび.ねたみから解放されて愛によって生きる ねたみのある所に多くの悪い行いがある(ヤコ3:14-) ねたみによってイエスは十字架に (マタ27:18) 私たちのねたみの罪のため十字架にかかられた キリストの十字架は、すべてのねたみの罪をゆるす 聖霊は私たちに愛を教えねたみから解放してくれる いつでもへりくだり相手を敬うように変えてくださる