闇から離れる
隣人を愛する人は、いつも光の中にいることになります。
そういう人は、つまずくことがありません。
さらに道がはっきり見えていますから、目的地である天国へたどり着くことができます。
けれども、隣人に対して憎しみを抱く人は闇の中を歩くことになってしまうのです。
闇の中にいると道にある石にも気づけないので、つまずいて倒れます。
つまずき倒れるというのは、痛みを伴います。
本来受けなくてもよいような痛みと傷を、その身に負うことになってしまいます。
そればかりか、立ち上がれて歩けても闇の中で行くべき道を見失い
永遠の命への道、すなわち天国への道を見失い滅びに向かってしまうことになるのです。
「私はイエスを信じて光の中にいる」と言いながら、兄弟を憎んではなりません。
そういうことを思いそのような行動すると、光から闇へ落ちていくことになるのです。
闇は滅びへと続きます。私たちは、闇から離れ光の中を歩んでいくのです。
【今日の聖書】
「光の中にいる」と言いながら、兄弟を憎む者は、今もなお闇の中にいます。
兄弟を愛する人は、いつも光の中におり、その人にはつまずきがありません。
しかし、兄弟を憎む者は闇の中におり、闇の中を歩み、自分がどこへ行くかを知りません。
闇がこの人の目を見えなくしたからです。
ヨハネの手紙一 2章9〜11節