覆われているもので現されないものはない
神を信じているというのは、「全てをご覧になり聞いておられる神を信じている」
ということに、他なりません。
ですから私たちは、「誰も見ていないし聞いていないから」という考えを持ちません。
「神が、しっかり見ておられ聞いておられる」という意識で生活します。
私の生活のすべては、神の前にライブ配信されているようなものです。
それよりももっとレベルが高く、心の中の思いまで伝わっているのです。
どんなに人には隠していたとしても、神がご存知なので
それはやがて、神によって明るみに出されてしまうのです。
隠されていたことを、当事者や他の人々に明らかにされるのです。
「あの人は、こんなことをしてこんなことを言っていたのか!」と判明します。
覆われているもので、現されないものはなく、
隠されているもので、知られずに済むものはないのです。
嘘やごまかしは、必ずばれます。
神が、嘘やごまかしを明らかにして下さるからです。
陰口も悪口も、やがて知られてしまいます。
当人に聞かれていないと思っていたとしても、しっかり伝わってしまうのです。
ですから私たちは、裏表のない生き方をしていくのです。
当人がそこにいたら言わないようなことは、影でも言わないようにします。
神が、聞いておられるからです。
嘘を言ったりごまかしたり、陰口を言ったりすると
最後に痛い思いをするのは、言われた方ではなく言った本人なのです。
【今日の聖書】
覆われているもので現されないものはなく、
隠されているもので知られずに済むものはない。
だから、あなたがたが暗闇で言ったことはみな、
明るみで聞かれ、奥の間で耳にささやいたことは、屋根の上で言い広められる。」
ルカによる福音書 12章2〜3節