今日のできごと


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2024/2/12(月)

 

弱く見える部分がかえって必要

 バスケなどのスポーツの試合で、スターティングメンバーに選ばれる選手は
 うまい選手ばかりです。シュートの成功率が高いとか
 ドリブルがうまいとか、ディフェンスがうまいとか、いろいろです。

 シュートもなかなか入らず、ドリブルもぎこちなく
 パスも下手で、足も遅くて、ジャンプ力もないという選手は
 通常、試合に出ることはできません。

 バスケに限らず、サッカーでも野球でもどんなスポーツでも
 うまい人が試合に出て、そうでない人は試合には出られないのです。
 そういう経験を経てきていると、どうしてもできない自分を卑下しがちになります。

 「弱い人間は、使えない人間だ」という図式が
 頭の中に、出来上がってしまうのです。
 そうなってくると、弱さを認識した途端に否定的思いに捕らわれてしまうのです。

 しかし、神の目から見たらどうでしょうか?
 ほかよりも弱く見える人の方が、かえって必要だと
 神は見ておられるのです。スポーツのスタメンとは違うのです。

 弱さを認識した時、その時はチャンスです。
 ほかよりも弱く見える人の方が、かえって必要だということを
 自分自身に受け入れる、チャンスなのです。

 弱い時こそ、信仰的意識を持つチャンスなのです。

 【今日の聖書】
 それどころか、
 体の中でほかよりも弱く見える部分が、
 かえって必要なのです。
 コリントの信徒への手紙一 12章22節


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