人々を励ましながら
パウロは第三回伝道旅行の時に、エフェソからマケドニアに渡り
マケドニア地方を巡り歩き、言葉を尽くして人々を励ましています。
マケドニア地方の人々は、パウロと再び会って大いに励まされたことと思います。
実際に「直接会う」ことは、大いに人を励ますことになります。
逆に、「会えない」ということは「励ましが得られない」ということでもあります。
始めの人間が造られた時、神はこのように語られました。
主なる神は言われた。
「人が独りでいるのは良くない。
彼に合う助ける者を造ろう。」
創世記 2章18節
人がひとりでいるのは、よくないことなのです。
人は互いに愛し合って生きていくように、造られているのです。
ですから、会うということはとても大切な事になってきます。
イエス・キリストの復活の朝、イエスに出会った女性たちは
どれほど慰められ、励まされたことでしょうか。
喜びに輝いて、復活を告げ知らせに走ったのです。
マケドニア地方の信徒のひとりびとりは、パウロに会って
非常に励まされたことと思います。
私たちも直接会って、互いに励まし合いながら生きていくのです。
【今日の聖書】
この騒動が収まった後、パウロは弟子たちを呼び集めて励まし、
別れを告げてからマケドニア州へと出発した。
そして、この地方を巡り歩き、言葉を尽くして人々を励ましながら、
ギリシアに来て、
使徒言行録 20章1〜2節