今日のできごと


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2024/10/25(金)

 

ザアカイは金持ちだった

1.ザアカイは徴税人のトップで金持ちだった

 イエスの時代、ザアカイという徴税人がいました。
 彼は徴税人のトップで、金持ちでした。

 そこにザアカイという人がいた。
 この人は徴税人の頭で、金持ちであった。
 ルカによる福音書 19章2節

2.ザアカイの家が大邸宅だったのは想像に難くない

 ザアカイは金持ちだったので、その家も大きく広かったようです。

 ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエスを迎えた。
 ルカによる福音書 19章6節

 イエスを家に迎えたということは、イエスひとりでなく
 一緒にいた弟子達も、一緒に迎え入れているわけです。
 そしてイエスは、「ザアカイの家に泊まりたい」とおっしゃっています。

 イエスはその場所に来ると、上を見上げて言われた。
 「ザアカイ、急いで降りて来なさい。
 今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」
 ルカによる福音書 19章5節

 急に大勢が泊ると言われても、普通はすぐには対応できないはずです。
 けれどもザアカイの場合、すぐに迎え入れていますから
 それほどの、大きな広い家だったと推測されます。

 おそらく、何人もの客人用の寝具も用意されていたことでしょう。
 突然の大勢の来客にも対応可能な、広くて立派な家に
 ザアカイは住んでいたことでしょう。

3.家だけでなくその他諸々も高価なものばかりだっただろう

 おそらく出された食事も、豪華だったのではないでしょうか?
 質素な食事ではなく、庶民が口にできないような豪華な食事を
 普段から、普通に食べていたのではないでしょうか?

 彼が着ていた服も、高価で一般庶民が買えないような
 そんな服だったのではないでしょうか?
 道行く人が羨むような、高価な服を着ていたのではないでしょうか?

 さらに言えば、家の中の家具や調度品から持ち物全般に渡って
 すべてが、高級品で揃えられていたのではないでしょうか?
 どこを見ても豪華なもので満ちている、そんな家で暮らしていたと推測できます。

むすび.豪華絢爛な生き方は幸福そうに見えて実は真逆で最後は滅び

 そんな豪華な家で暮らしていても、それで幸福が得られていたかと言えばそうではありません。
 彼の心の中の飢え渇きが、彼をいちじく桑の木に登らせたのです。
 何とかイエスを見たいと、そう願っていたのです。心がカラカラだったのでしょう。

 どんなに豪華な暮らしをしていても、心にイエスを迎え入れていなければ
 それは霊的には、極貧の生き方なのです。無味乾燥な、神の愛から離れた生き方です。
 その最後は、永遠の滅びです。豪華な服を着ながら、地獄にまっしぐらなのです。

 私たちは、金持ちを羨ましいと思ってはならないのです。
 お金でいろいろなことが可能になりますが、永遠の命は決して買えません。
 永遠の命のための贖いの代価は、キリストが十字架の上で支払ってくださったのです。

 【今日の聖書】
 この方はすべての人の贖いとして御自身を献げられました。
 これは定められた時になされた証しです。
 テモテへの手紙一 2章6節


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