エジプトの第8の災い「いなご」
イスラエルの民が、モーセに率いられて出エジプトする前に
10の災いが、エジプトの国に襲い掛かります。
第8の災いは「いなご」の災いでした。
この災いに至っては、ファラオの家臣たちは王に進言までしているのです。
ファラオの家臣が王に進言した。
「いつまで、この男はわたしたちを陥れる罠となるのでしょうか。
即刻あの者たちを去らせ、彼らの神、主に仕えさせてはいかがでしょう。
エジプトが滅びかかっているのが、まだお分かりになりませんか。」
出エジプト記 10章7節
家臣は、ファラオの頑ななことを責めています。
「エジプトが滅びかかっているのが、まだお分かりになりませんか。」
まだわからないのですか!と、王に詰め寄っているのです。
家臣たちは、次なる災いが確実に来ることを確信していたので
「即刻あの者たちを去らせ、彼らの神、主に仕えさせるべきだ」と語っています。
確実にファラオの家臣の心が、神への恐れへと変化していることがわかります。
繰り返された災いは、ファラオの家臣たちの心に
大きな変化をもたらしていったのです。
【今日の聖書】
ファラオの家臣が王に進言した。
「いつまで、この男はわたしたちを陥れる罠となるのでしょうか。
即刻あの者たちを去らせ、彼らの神、主に仕えさせてはいかがでしょう。
エジプトが滅びかかっているのが、まだお分かりになりませんか。」
出エジプト記 10章7節