苦しみには終わりがある
パウロやペトロをはじめとする、初代教会の信徒たちは
絶えず苦しみに会っていました。苦しみの連続だったのです。
しかしその苦しみは、ただ単につらい経験で終わっていたのではありませんでした。
しばらくの間苦しんだあと、それまでよりもより完全な者とされ、
強められ、力づけられ、揺らぐことがないようにされていっていたのです。
苦しみが何と、彼らを鍛え強くしていったというのです。
神は彼らに必要だったからこそ、苦しみをお与えになっていたのです。
神は私たちに必要だからこそ、苦しみをお与えになっているのです。
苦しみを通して得られるものは、私たちにとって必要不可欠なものなのです。
【今日の聖書】
しかし、あらゆる恵みの源である神、すなわち、
キリスト・イエスを通してあなたがたを
永遠の栄光へ招いてくださった神御自身が、
しばらくの間苦しんだあなたがたを完全な者とし、
強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます。
ペトロの手紙一 5章10節