今日のできごと


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2022/3/29(火)

 

罪は病気ではない

 カインは、自分の献げ物が神の目にとめられなかった時
 怒りました。

 カインとその献げ物には目を留められなかった。
 カインは激しく怒って顔を伏せた。
 創世記 4章5節

 激しく怒ったとあります。
 その後、弟アベルを殺してしまうほどですから
 その怒り方の激しさが、わかります。

 カインが弟アベルに言葉をかけ、
 二人が野原に着いたとき、
 カインは弟アベルを襲って殺した。
 創世記 4章8節

 カインは、怒りやすい病気だったのでしょうか?
 怒りやすい病気だったため、怒りが激しくなってしまったのでしょうか?
 違います。彼の罪が、そうさせているのです。

 罪は、薬で治るものではありません。
 医者に行けば、罪から解放されるわけではないのです。
 悔い改めて初めて、罪から解放されるのです。

 悔い改めのないところに、罪からの解放はなかったのです。
 カインは、その悔い改めのチャンスを逃してしまったのです。
 アベルを殺してしまいたいという、怒りからくる殺意を

 本来は、悔い改めて捨てなければならなかったのです。
 「私が悪かったです神様、弟アベルに対して怒ってしまった罪を
  どうか赦してください」この祈りが、カインには必要だったのです。

 どんな病院に行ったとしても、罪から解放されることはあり得ません。
 病院ではなく、イエス・キリストの元に行かなければならないのです。
 イエス・キリストの十字架の血潮こそが、すべての罪を赦すのです。

 【今日の聖書】
 主はカインに言われた。
 「どうして怒るのか。どうして顔を伏せるのか。
  もしお前が正しいのなら、顔を上げられるはずではないか。
  正しくないなら、罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める。
  お前はそれを支配せねばならない。」
 創世記 4章6〜7節


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