キリストの十字架の姿 〜神に見捨てられた〜
 イエス・キリストは十字架上で、まさに父なる神に見捨てられたのです。
 父なる神は、十字架上のイエスを助けることはなさいませんでした。
 父なる神は、イエスを完全に見捨てられたのです。
 イエスが、人類の罪の裁きを十字架上で受けるままにされたのです。
 それが、全人類を救うための唯一の方法だったからです。
 イエス・キリストはそうやって十字架で苦しみながら死んで行かれたのです。
 キリストの十字架の姿それは、神に見捨てられて
 孤独にひとり死んでいく姿でした。
 イエス・キリストが神に見捨てられたからこそ、私たちは救われたのです。
 
【今日の聖書】
 さて、昼の十二時に、全地は暗くなり、それが三時まで続いた。
 三時ごろ、イエスは大声で叫ばれた。
 「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」
 これは、「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」
 という意味である。
 マタイによる福音書 27章45〜46節