人生いろいろ
今日は松江市内の牧師会「松江地域連合牧師会」でした。
8年前の今日も、いわき市内の牧師会、
「いわき市内牧師交流会」が開かれていました。
グローバル・ミッション・チャペルで、その集まりが終わった直後
14時46分、東日本大震災が発生しました。
8年経っても、その時の事は昨日のことのように鮮明に思い出せます。
激しく揺れて、揺れがおさまって、余震の頻発する中を車で帰宅して
家族でしばらく車内に避難して、夜になって会堂で休んで..と
その瞬間瞬間が、連続して記憶に残っています。
まったく予想だにしていなかったことが起きて、
そこからが、勝負の分かれ目だったように感じます。
状況の悪化を恐れるか、神を信頼するかの狭間での、厳しい戦いでした。
軽率な恐れは、正しい判断を妨げることを体験しました。
「神に信頼していれば、必ず守られる」という信仰の大切さを教えられました。
私たちが恐れなければならないのは「自分の中に湧き上がる神への不信感」です。
私たちは、何が起こっても、どこまでも神に信頼を置き、
神に守られていることを、確信し続けているべきです。
神は愛する子を訓練されますが、決して滅ぼしたりはなさらないからです。
神を信じている以上、絶対に大丈夫です。
「もうだめか」という、絶望感の中で悲観しきっていた私に対して、
「人生いろいろ」と語って下さった方の言葉が、今でも忘れられません。
これで人生が終わるかもという体験でしたが、それでも「人生いろいろ」の中の、
ただの一つの経験に過ぎないよと、軽く受け流されたその言葉に
ただただ「すごい神への信頼だな」と、感服するばかりでした。
【今日の聖書】
イエスはその話をそばで聞いて、
「恐れることはない。ただ信じなさい」と会堂長に言われた。
マルコによる福音書 5章36節