今日のできごと


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新
2019/10/17(木)

 

もやかしちょいてた

 出雲弁で
 「そぎゃんもん、もやかしちょいて」というのは
 「そんなものは、燃やしといて」という意味になります。

 イエス・キリストが復活して、3度目に弟子たちに現れたのは
 ガリラヤ湖の岸辺でした。その時弟子たち7人は、90m沖合の舟の中にいました。
 岸には、炭火が起こしてありその上に魚がのせてありました。

 イエスが、炭火を「もやかしちょいて」くださっていたのです。
 その後イエスは、「さあ、来て、朝の食事をしなさい」と言われています。
 出雲弁で言うと「くーだわ、朝の食事をくうだわね」となります。

 出雲弁だと「来なさい」も「食べなさい」も「くうだわ」になります。
 正確に言うと「くーだわ」と「くうだわ」とちょっと表記が違いますが、
 発音は、ほぼ同じです。

 ですから出雲弁だと、ダジャレになります。
 イエスが「さあ、来て、朝の食事をしなさい」と言われたとき、
 7人の弟子達みんなが、イエスと共に魚とパンを食べたのです。

 弟子たちにとって、忘れられない体験となって心に残ったことでしょう。
 夜通し働いて、疲れ切っていた弟子たちの空腹を満たすために、
 イエスはご自分で用意したパンと焼いた魚を、まず提供しているのです。

 復活後も、弟子たちに給仕し仕えるイエスの姿をここに見るのです。
 愛は、人に仕えるのです。
 夜通し働いた弟子たちを思いやり、彼らに仕えたイエスのように

 私たちも、隣人を思いやり仕えていく者と、なっていきたいと願います。

 【今日の聖書】
 さて、陸に上がってみると、炭火がおこしてあった。
 その上に魚がのせてあり、パンもあった。
 ヨハネによる福音書 21章9節


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新