今日のできごと


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2018/3/12(月)



突然やってきた震災の被害状況

 東日本大震災における被災状況ですが、
 当教会と同じ教団の、福島県いわき市内の教会は
 震災において、以下のような被害を受けています。

 ・会堂の建物の屋内の壁に若干の亀裂が入り、
  壁紙が裂け、石膏ボードがひび割れ、
  床に石膏ボードの粉が落ちた。(壁の中の状況は不明)

 ・室内のドアがきしみ、開閉時に若干床をこするようになった。
 ・教会の食器棚は引き戸だったので、特に問題はなかった。
 ・牧師館の食器棚は扉が開いていたため食器が落ちて、破片が散乱。

 ・事務室の壁掛け類が落下して額縁のガラスが割れ、散乱。
 ・棚の上のインクジェットプリンタが落下し、壊れて使えなくなった。
 ・机上のものや、棚の上層部に積んでいたものは落下して散乱。

 ・書棚の本も落下して散乱。
 ・鍵の開いていた窓は、地震によって開っきぱなしになった。
  ※ 室内側の障子が閉まっていたため、長期間気付かなかった。

 ・屋外のサイディングボードに亀裂が生じた。
  ※ 窓や換気口などの開口部の4隅にひび割れが生じた。
 ・建物自体の強度はあったので、半壊などのような状況にはならなかった。

 いわき市以外でも、郡山市内の教会では、本棚からほとんどの本が落下し
 片付けるのに大変な状況になったと伺っています。
 また、ガラスの水槽などは、地震で壊れると大変なことになると思います。

 以上のようなことを考えると、
 物の保管の仕方に工夫が必要であることがわかります。
 落下して壊れたり、散乱しないような工夫が必要となります。

 書籍の場合、観音開きでない扉付きの本棚が有効と思われます。
 家電や電子機器類は、揺れても落下しない工夫が要ります。
 ガラス付きのものを壁に掛けるのは、避けるのがベストです。

 たとえ電気が通じても、落下して壊れてしまった機器類は
 震災後は使えなくなってしまいますので、特に通信機器関係は
 置き場所を考えた方が良いと思います。

 地震がいつ来ても大丈夫なように、
 平時から備えておくことが、必要なことを教えられます。
 聖書には、ウジヤ王の時代に地震があったことが記されています。

 【今日の聖書】
 テコアの牧者の一人であったアモスの言葉。
 それは、ユダの王ウジヤと
 イスラエルの王ヨアシュの子ヤロブアムの時代、
 あの地震の二年前に、イスラエルについて示されたものである。
 アモス書 1章1節


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