今日のできごと


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2016/7/22(金)


 日本全国には「PRプランナー」と言われる人が
 およそ2000人ほどいるそうです。
 島根県には4人います。

 昨日、そのPRプランナーの方にお話を伺いました。
 PR(パブリックリレーションズ)とは何か?
 それは、単なる広告宣伝ではないということでした。

 それは、組織体を取り巻くステークホルダー(関係者)に対して
 コミュニケーションを通じて、継続的な信頼関係を築きあげ
 最適な組織運営環境を生み出す思考・行動であるとのことです。

 広告宣伝が一方通行であるのに対し、
 PRはコミュニケーションであり、相互関係だというのです。
 つまり一方的な押し付けでなく、良好な関係作りだと言います。

 意見を聞き、仲間を作り、創造力を持ち、倫理観を持ち、
 辛抱強く続けるのがPRのポイントだそうです。
 信頼関係を築くために、聞き続けそれに応じてゆくということです。

 日本は1を聞いて10を知れというハイコンテキスト型社会なので、
 暗黙の了解が文化としてあるのですが、
 欧米はローコンテキスト型社会で、明確な意志表示が求められます。

 例えば「ほしいのか、ほしくないのか」を日本では直接言わずとも
 察してくれ、悟ってくれといいますが、
 欧米では、明確に言ってくれ、はっきりイエスかノーで示せと言います。

 日本では遠慮して直接口に出さないのですが、
 欧米では逆です。明確に口に出します。
 明確な意思表示をしなかったばかりに誤解を受け、

 戦争につながることもあるとのことでした。
 言わなくてもわかってくれるだろうというのは、
 実は欧米社会では通用しないそうです。

 はっきりと自分の意志を口にして相手に伝えることが大切だ
 ということです。自分が心で思っていることを
 「察してほしい」でなく、きちんと「告白する」のです。

 【今日の聖書】
 口でイエスは主であると公に言い表し、
 心で神がイエスを死者の中から復活させられたと信じるなら、
 あなたは救われるからです。
 ローマの信徒への手紙 10章9節

 信仰に入った大勢の人が来て、
 自分たちの悪行をはっきり告白した。
 使徒言行録 19章18節


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