本日の講壇(2018.9.9.)
聖書箇所 マルコの福音書12章28~34節
説教題 『主はわたしたちの神』
■序論:この箇所では、2つの大切な戒めについて述べられています。聖書にはたくさんの教え、戒め、命令が書かれていますが、イエス様は2つの戒めが最も大切だとおっしゃいました。神を愛することと人を愛することです。ただ「愛する」だけでなく、少し具体的に命じておられます。
■本論
1、主はわたしたちの神
28節から29節のみことばは、申命記からの引用です。この大切な戒めが与えられる前に、私たちが知らなければならないことがあります。それは、主は、唯一なる御方、この世界を造られた創造主であり、、わたしたちを今日も生かしてくださる神であるということです。絶対的な存在であり、私たちは、この御方のことを否定することはできません(ローマ1:20)
2、神を愛すること -心、いのち、思い、力を尽くして-
なぜ神を愛すのか。それはまず、神が私たちを愛してくださったからです(Iヨハネ4:7、10)神は私たちを生かし、今日も私たちのことを心配しておられます(Iペテロ5:7)。その御方を、全身全霊で、心、いのち、知性、力を尽くして愛せよ、と命じられています。愛するとは、神を知り、神を第一とすること、神の命令を守ることです。
3.人を愛すること -自分自身のように-
隣人とは誰でしょうか(ルカ10:30-36)。私たちの身近な目の前にいる人々のことです。気心知れた人のみを愛するのは簡単かもしれません(マタイ5:46-47)。しかし、どのような立場の人であってもその人は隣人です。自分にしてもらいたいと願うように人にもするようにみことばは教えています(エペソ5:25-32)。
■結語 今日、私たちは神を愛しています、人を愛しています、とはっきり言うことができるでしょうか。神さまは私たちがみことばを守り、実行する人となることを望んでおられます。神を愛するとは神の命令を守ることです。(Iヨハネ5:3)