本日の講壇(2018.8.5.)
聖書箇所 マタイの福音書8章5~13節
説教題 『おことばをください』
■序論:イエス・キリストが病いを癒やされたきせきは、福音書の中に数多く記録されています。それらの中でも今日の箇所は、特別な形でした。イエス様のおことばだけで病は癒やされました。
■本論
1、百人隊長のしもべ(5-6)
百人隊長は、自分のしもべが苦しんでいるので、イエス様のところに来て、いやしていただきたいと伝えました。しかし、その方法は、自分の家に来て祈る、触れて祈る、という形ではなく、「おことばをください」という願いだけでした。
2、百人隊長の信仰(7-9)
百人のしもべの隊長の立場にあり、しもべたちが自分のことばに従うこと、権威ある者のことばの持つ重みと力を、彼は十二分に理解していました。ですから、イエス様の権威あることばだけで、病がいやされると信じていました。百人隊長はイエス・キリストのことばの御力を信じ、癒やされると確信する信仰を持っていました。
3、わたしたちの信仰
私たちの信仰は、この百人隊長と同じ信仰でしょうか。神のことばを信じ、信頼し、期待する信仰をもっているでしょうか。様々な試練や苦難の中で、私たちは第一に、何を頼りとし、満たされることを願うでしょうか。
4、神のことば
わたしたちは、いつも神のことばに満たされることができるように、神のことばを頂く備えを
しましょう。それは、自ら砕かれて、神のことばを求める、飢え乾いていることです。神のみこ
とばを頂く者は、その権威と力を必ず拝することができるのです。
■結論
わたしたちは、この世のもの、朽ちるもの、むなしいもので心が満たされてしまっていないでしょうか。主のみことばをください、と求める信仰に立ち返りましょう。