本日の講壇(2017.10.8)
聖書箇所 ローマ人への手紙8章35~39節
説教題 『圧倒的な勝利者として』
■序論
「すべてのことを働かせて益としてくださる」(28節)、「圧倒的な勝利者となるのです」(37節)ー
これらは私たちに、神を愛する者たちすべてに与えられた神からの約束です。
1、すべてのことを働かせて益としてくださる(28節)
神様はすべてのことを働かせて益としてくださる御方です。そして、それは、「神を愛する人々」「神のご計画に従って召された人々」への約束です。私たちは、神のご計画に従って、生かされ、赦され、救われています。どのような状況にあっても、神の御計画の一部である、という視点にいつも立っているでしょうか。(1ペテロ1:5-9)
2、キリストの愛から引き離すもの(35-39節)
キリストの愛から私たちを引き離す可能性のあるものが記されています。ローマ人への手紙の著者パウロは、これらの試練や困難に直面しました。改心し、伝道者となってからも苦しみの中を通りました。しかし、パウロは信仰から離れることはありませんでした。勿論、神様もパウロから離れませんでした。実際、誰が、何が、私たちをキリストから引き離すのでしょうか。
(2コリント12:10)
3、圧倒的な勝利者(37節)
圧倒的な勝利者となるのは、「私たちを愛して下さった方によって」とありま
す。私たちは「神を愛する者」(28節)であり、神に愛されている者です。
私たち自身が、勝利に値する者ではなく、主を愛する、主に愛されている者
であるからこそ、私たちは圧倒的な勝利者となることができるのです。試練
の中でも、苦しみの中でも主が共にいて、主が私たちを導いて下さるという
確信に立って歩む日々が用意されています。
■結論
私たちの視点の中心には主がおられるでしょうか。私たちの試練や弱さが、主から私たちを引き離していないでしょうか。主を愛する、主に愛されている者として、「圧倒的な勝利者」となる約束を受け取りましょう。
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