細井 茂徳 牧師


略歴

1967年(昭和42年)12月11日 東京都に生まれる。

学歴
             
1986年3月 東京都都立小山台高等学校卒業

1986年 日本基督教団 安藤記念教会(東京教区西南支区)にて受洗

1992年3月 カベナント教団 聖契神学校卒業

1996年3月 日本基督教団 日本聖書神学校卒業

海外留学

1997年から2000年 Wesley Biblical Seminary 修士課程修了
         (アメリカ、ミシシッピー州 メソジスト系神学校)

2000年から2004年 King's College of London (University of London)
         (イギリス、ロンドン大学の神学部 指導教授が突然逝去)
         (組織神学三位一体論専攻)博士号課程(未了)

職務

1996年4月から1997年8月、
2005年(帰国後)~2007年3月 
            日本基督教団 安藤記念教会 担任教師(補教師)

2007年4月から2013年3月 日本基督教団 小石川白山教会 担任教師(1年目補教師、以降正教師)
                             
            小石川白山教会付属愛星幼稚園園長兼務

2013年4月から2018年3月 日本基督教団厚木上教会 主任担任教師(正教師)


2013年4月から2016年3月 日本聖書神学校 「組織神学特講Ⅱ」 非常勤講師 

2017年4月から現在 青山学院大学 「キリスト教概論Ⅱ」 非常勤講師 

2018年4月 上星川教会主任担任教師に就任。
         



                    
        

   ムナのたとえ 

                   細井 茂徳 

今日の聖書箇所は「ムナのたとえ」として知られるルカ独自の
たとえ話です。これとよく似たたとえ話がマタイによる福音書の
25章14節以下にも記されています。そちらの方は僕に預けた
お金の単位がタラントンであったことから、「タラントンのたと
え」と呼ばれています。ムナもタラントンもギリシアの通貨の単
位ですが、ムナはタラントンの60分の1にあたります。しかし、
それでも1ムナは当時の日雇い労働者の百日分以上の賃金に相当
しますから、決して話の規模が小さいというわけではありません。
むしろルカによる福音書の「ムナのたとえ」において強調されて
いるのは、王位を受けようと旅に出る主人が高貴な家柄の人とし
て描かれ、その主人と“終末に王として再臨されるキリスト”の
姿とを重ね合わせているところにあるのでしょう。

僕たちが王位を受ける長旅に出た主人の帰りを待ち望むように、
再臨のキリストを待ち望むクリスチャンが、<この地上でどう生
きるべきか>が、このたとえ話の中心テーマであるのです。

 十人の僕にお金を託して出かけたのですから、報告も十通りあ
ってよさそうなものですが、代表的な三人の報告だけが記され
ています。最初の二人はそれぞれ1ムナから10ムナを、1ムナか
ら5ムナを儲けた人と、儲けた金額は異なっており、それぞれに
力の応じた褒美が与えられます。能力は一人一人異なるのですか
ら、結果が違うのは当然です。しかし、主人がほめているのは結
果ではなく、小さな事に対してさえも忠実に主人のために仕えよ
うとする姿勢です。主人をどう見て過ごしているかにあるのです。

 終わりの日にクリスチャンが待ち望んでいるのは、“恵みと慈
しみに富んだ王”なるイエス・キリストその方です。この王なる
キリストを覚えて、小さなことにも忠実に生きる態度こそ、主が
私たちに求めておられることなのです。
 
       

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