子ロバの日記73           11302008

 

「彼はエリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に正しい人の分別を持たせて、準備のできた民を主のために用意する。」

                    ルカによる福音書 117

 

速いもので、もう11月も過ぎてしまいますね。そして、クリスマスも近づきます。

皆さんは、「♪諸人、こぞりて、迎えまつれ!♪」の12月が好きですか?

 

子ロバは皆さんが、幸せなクリスマスを迎えられるようお祈りしますよ。

 

さて、世の中には時々、知っていると得をすることってありますよね。

たとえば誰でも知っていると思いますが、飛行機のチケットは、旅行の日が決まっているなら、三日前に買うより一ヶ月前が安いし、1ヶ月前より3ヶ月前が随分安いそうです。

 

それだったら、安い方法で、買いたいですよね。

 

それからね、乗り込んだ飛行機の空席は、いつ「空席だ」と最終決定されるか知っていますか?

へへへ・・・、子ロバが教えてあげます。

出発近くになると、機内アナウンスがあるでしょ!

「客席乗務員は、扉を手動モードに切り替えてください。」とかなんとか・・・。

あれの意味は、「もう遅れた人もキャンセル待ちの人も、誰も乗り込んできません。これで全員の乗客です。」という意味があるそうです。

 

だからその放送があったら、その後は空いている席があったら、そちらに移らせてもらえるようですよ。知ってたら得でしょ!?

ノーノー、誰ですか? それなら、エコノミーから空いてるファーストクラスへ移れるかと考えている人は。

 

絶対無理ですからね、それは・・・。

ビジネスクラスへ移るだけでも、料金は3倍です。ましてファーストクラスが何倍高いか、残念ながら子ロバは調べた事もありません。

 

だから子ロバが利用しているのは、せいぜいファーストフードくらいですよ。ホッホッホ・・・。

 

ところで、クリスマスだけは、別ですよね。

クリスマスは、神様が御自分の国に、信じる人のために空席を設け、住まいを設けて待ってくださっていると、そういう知らせが届けられた日ですね。

 

力のある人もない人も、才能のある人もない人も、財力のある人もない人も、神の国のファーストクラスに移れるのです。「客室乗務員は天国の扉を手動モードに切り替えて下さい。」と、宣言された日なのです。

 

そう! だからクリスマスには貧しい(当時蔑まれた)羊飼いが駆けつけたり、東方(異教徒)の博士達がはるばる旅して来たりしたんですね。

 

「知っていたら得をする」と言いましたが、子ロバは福音こそ本当の得だとつくづく思わずにはいられません。だって私たちが神様に近づいたのがクリスマスではなく、神様が私たちに近づいてお出でくださったのが、クリスマスですから。

 

人は、年の暮れを迎えるたびに年老いて、だんだん弱り、死んで終わりではありません。

聖書はキリストを信じる者には、永遠の命の始まりがあるというのです。

みなさんは、これを信じますか?

 

さあ、12月が始まります。子ロバも子ガメも待っています。

皆さんと一緒に、教会の礼拝で、お会いしましょうね!! ね!!







 

 

子ロバの日記 72        11232008

 

「だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」

               ルカによる福音書 2232

 

「何があっても、絶対に君の味方だよ!」

親友が誓う、頼もしい言葉です。

 

「最後まで、あなたについて行きます。」

感激に胸震えるような、恋人の宣言です。

 

「先生と一緒なら、たとえ火の中、水の中、」

キリストに従って、いざとなれば死ぬ覚悟ですと確言するペテロの熱情。

 

しかし、昔の親友も、今は消息不明だったり、

かっての恋人に連絡すると、大いに迷惑がられたり、

人の決心など、秋の枯れ葉のように、移ろい行くものですね。

 

キリストと共に真っ直ぐに強く、正しく生きたいというペテロの決心も、意気込みは立派ですが、果たしてどうなったのでしょうか?

彼の誓いは、秋の枯れ葉どころか、舌の根も乾かぬその夜のうちに撤回され、命辛々ドロンをしてしまう様子が聖書に書かれています。

 

でもねえ、お互い責められませんよねえ。人って、弱いですもんねえ。

 

子ロバは先日、用事があって大分県の別府に行きました。別府は子ロバの子供の頃から大好きな町です。

 

その日も、懐かしくなって、夜の街を歩き、そして深夜、あるラーメン屋に入りました。5、6人掛けのカウンターと、中ぐらいのテーブルが一つある小さな店でした。

 

お店は混んでて、テーブルに相席になりました。隣には、恐そうなお兄さんが二人座っていたので、子ロバはじっとおとなしくしていました。

ところが無頓着な子ロバの主人が、突然手を伸ばすとテーブルの中央にあったメニュー表をぐいと引っ張ったのです。

ところがそのメニュー表の上には、隣のお兄さん達の高級セカンドバッグが載っていたのです。

ズズズズーッと、引っ張ったメニュー表と共に、高級セカンドバッグもこちらへツツツツーッと、寄ってきました。

 

と、その瞬間、向こうを向いて話していた恐そうなお兄さんがぐっと向きを変え、じーっと私の顔を見たのです。

私はあわてて、

「あっ、これはすみません。ちょっとメニューを、見せてもらおうと・・・はい・・・。」

精一杯友好的な顔をしながら、状況を説明したのでした。

 

「すまんなあ、これが立たんもんなあ。」

酔ったお兄さんは、バッグを立てては、ぺたんと倒れ、立ててはぺたんと倒れを見せながら、しきりに子ロバに何か言い続けます。

 

周りのお客さんも青ざめて、固唾を呑んで見守っていました。 しかしアロ八を着た連れの方のとりなしで、

「からむなよ、兄貴、そんなにからむなよ。」

と言っていただき、事なきを得たのでした。

 

子ロバは、背中に冷や汗をかきながら、緊張してラーメンを食べ終え、無事店を出る事が出来たのです。

 

皆さん、人間って、弱いものですね。

とても、ペテロの弱さを責める事も、笑う事もできません。

でも、イエス様は最初からそんなペテロの弱さをご存知で、彼に言われました。

「だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」

 

つまずくのも人生。しかし、立ち直るのも人生でしょうか。

けれどイエス様は、立ち直ったら、人の弱さを深く思い知ったら、やはり弱い同じ仲間を、おなじ友達を支え、力になってやりなさいと言われたのです。

 

なんとありがたい赦しの言葉であり、励ましの言いつけではないでしょうか。

だから弱虫の子ロバも、こうして新しい週を、明るく生きていこうと願います。

さあ、クリスマスが少しずつ近づいていますね。

どうぞ皆様の、野方キリスト教会へのお出でを、来週もお待ちしていますよ。





子ロバの日記 71         11月16日2008

 

「ザアカイ、急いで降りてきなさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」

                   ルカによる福音書19:5

 

皆さん、一週間お元気でしたか? 先週は私たちの野方キリスト教会で、修養会が開かれました。

「聖書に親しむ生活」と題して、ミニ勉強会です。

講師は、はるばる北海道日高町より下川友也先生をお迎えしました。

 

聖書を速読する習慣を養うと、各巻のメッセージ、テーマが改めて分かりやすくなる、そういうお奨めを頂きました。

 

子ロバは、あまり普段聖書をたくさんは読んでいませんが、なんだか楽しそうなのでもっと読もうと思いましたよ。

 

ところで、修養会の中身は長くなるのでご報告できませんが、代わりに下川先生の教会の週報に掲載されていたコラムをご紹介させてください。

 

(日高キリスト教会週報11月9日分より)

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“死んだはえは、調合した香油を臭くし、発酵させる。

少しの愚かさは、知恵や栄誉よりも重い“

             伝道者の書10章1節

 

 

いかに高価なものでも、いや高価であればあるほどに、わずかの汚点が、命取りになります。高価な香油に死んだはえ、とはなんと強烈な対比でしょう。賢い人が、誉ある人が、ほんの少し見せた愚かさのせいで、その全体までが否定されてしまうこともよく見るところです。

 ただしかし、この格言は私たちに賢い、名誉ある生き方のために、注意して人生を過ごしなさい、というぐらいのものではありません。むろん、生涯をきよく保ち、人々の賞賛を受けるのもよいことであるかしれません。 しかし、本当のところは神の前に隠れもなく明らかなことです。私たちは例外なく、誰ひとりとして、自分の人生に死んだはえや、少々の愚かさを持ち込まないでいられない存在なのです。

人々の前では、ひとかどの人物のようにみられたところで、私たちは、すべてを見ておられる神の前で、死んだはえどころか、罪のうじ虫をうじゃじゃと内面にかゝえこんでいるものであることを、知らなければなりません。 少々の愚かしさどころか数限りない愚かさを内側にかゝえているものなのです。

 預言者イザヤの指摘するとおり、頭のてっぺんから足の爪先まで、罪に染まっているものなのです。そのことを知らねば、そのことを認めねばなりません。そしてそのような罪深いものを救い、きよめてくださるイエス・キリストを知らなければ!! 空の空で貫くかにみえる伝道者ソロモンの指さす方向に、救い主イエス・キリストがおられることを、ぜひ知りたいものです。

 

200811月9日

牧師 下川 友也

      ヨリ

・・・いかがでしたか? 雪に包まれた北の国で、聖書を読む私たちの兄弟姉妹がおられるのですね。嬉しいですね。

 

子ロバもずっと南の九州福岡で、これからも聖書を読み続けたいものです。

野方キリスト教会は、礼拝に来られた事のない皆さんや、初めての方を、歓迎しますよ。

さあ、来週もたくさんいらしてくださいね!!








 

 

子ガメの日記13               11月 9日 2008

 

「言っておくが、義とされて家に帰ったには、この人(徴税人)であって、あのファリサイ派の人ではない。だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる。」

ルカによる福音書18章14節

 

先週は驚くべきことが二件ありました。

一つ目はそう、『米国で初の黒人大統領の誕生』です!

 

45年前に米のキング牧師はこう演説しました。 「アイ・ハブ・ア・ドリーム(私には夢がある)」 「いつの日か、私の四人の小さな子どもたちが、肌の色の違いによってではなく、中身で評価される国に住めるようになる日が来ることを!」

 

45年後の今、この言葉通りに人種差別を超え、「変革」「夢」「希望」のキーワードを抱えたオバマ氏が第44代米大統領に選ばれました。選ばれたオバマ氏もすごいのですが、オバマ氏を選んだ米国民もすごいと思います。

今現在、米で積み重なった諸問題はそうかんたんには解決しそうにないものばかりです。しかし、「ともに歩み、夢をかなえよう」と米国民に呼びかけるオバマ氏は、希望を抱き、必ずや「チェンジ」を実行されていくことでしょう!

 

もう一つ驚いたことがあります。

1990年代に音楽シーンを一世風靡した“天才音楽プロデューサー”小室哲哉容疑者の詐欺事件での逮捕です。

 

子ガメも彼の曲はカラオケでよく歌いました。 ひとときはミリオンセラーを連発し、「通帳には10ケタまでしか表示されない」と話し100億以上の資産を持っていた彼が、それからわずか10年後には10億の借金を作ってしまったとは・・・まさに人生、天国から地獄! おごれるものは久しからず!

救われることには、奥さんは「彼とともに歩みます」と伝え、26年前に結成したTMネットワークのメンバーは「彼なら償い、また音楽に帰ってきてくれると信じています」と妻や友が彼をあたたかく見守ってくれていることです。 子ガメも彼の更生を心から願い、またすてきな音楽を創りだしてくれることを祈ります。

 

イエス様のところには、たくさんの徴税人や罪人が話を聞きにきたそうです。忌み嫌われる人々や罪を悔いて改めようとする人々をイエス様はあたたかく見守ってくださるのです。そして、「悔い改める一人の罪人は、大きな喜びが天にある。みなともに喜びましょう。」と言ってくださいます。

 

歌手の渡辺美里さんが歌っている、「マイ レボリューション」(革命)という有名な曲は、小室哲哉容疑者が作曲しました。この曲の歌詞の中には、こういう言葉があります。

 

My Fears (おそれ) My Dreams (夢)  走り出せる






子ロバの日記 70      1122008

 

「彼は豚の食べるいなご豆を食べてでも腹を満たしたかったが、食べ物をくれる人はだれもいなかった。」     

                  ルカによる福音書1516

 

皆さんは、豚小屋を覗いたことってありますか?豚の農場を見たことはありますか?

豚は皆さんが思っている以上に、大きな動物なのですよ。200kgとか、300kgにもなる豚だっているのです。

 

我々ロバ族にとって、馬や羊なら同じ草食獣です。おいしい牧草を食べて生きる仲間として、共通の誇りがあります。

 

しかし豚はちょっと違います。豚は同じ「家畜」でも、食べ物が違うのです。

彼らは何でも食べますよ。野菜でも芋でも肉でも魚でも、雑食だから何でも好きです。但しほとんど牧草は食べません。

 

それで子ロバは、実は豚と一緒に暮らすのは、あまり好きではありません。彼らは、すぐブーブーと鼻先を突っ込んで来ては、あちこちほじくり、突き飛ばすんですもの。なんとかもう少し、礼儀をわきまえてもらわなくては。

 

そういうわけで、子ロバは豚の食べ物なんかちっとも欲しいとは思いませんが、でも、とってもお腹の空いた人間は、別みたいですよ。

あの臭くて、超まずそうな豚の餌でも、死ぬほど腹ペコの人間なら、「ごくり、・・・食べてみようか・・・」と、ふと思う事もあるらしいですね。

 

ここに、イエス様が話された、たとえ話があります。

ある所に父親から遺産の生前贈与をしてもらったリッチな若者がいました。彼は嬉しくなって町へ出て行くと、偉い大人の仲間入りをした気分になりました。

随分と山海の珍味を食べ、ご馳走三昧の日々をおくったのですが、無駄遣いしすぎてとうとう通帳が空っぽになりました。

 

ところがちょうどその頃、未曾有宇の大飢饉が襲ってきました。もう食べるものが、全く手に入らなくなります。

家賃が払えなくなって、住まいも追い出され、汚い格好のまま街角に座り込み途方にくれます。それまで楽しく語り合った「友達」・・・と思っていた人々もあっと言う間に離れ去り、今や彼は一人ぼっちです。

サイフは空っぽです。世の中の誰もが血まなこになってその日の食べ物を捜す飢えた時代です。誰も助けてくれません。彼はただ水を飲んでは眠り、起きたらまた水だけ飲んで、腹の虫の鳴るのを聞きながら、夕陽が沈むのを眺めるだけです。

 

いよいよ飢え死にの予感に襲われた彼は、最後にまさか自分でも思いもしなかった仕事をしてみます。すなわちユダヤ人の宗教で禁じられた豚の世話をしてでも生き残りにかけるのです。

ブーブー、ブーブー・・・

人の気も知らずに、豚たちは細い目で彼を見上げては、飼料桶をあさっています。

 

(この豚達の食べてるいなご豆、これって、僕も食えるかなあ!? 一粒齧ってみようかな? がりっ・・・うへえー、不味い! 不味いけど、・・・これでもちょっとは腹の足しになるかもしれない。

 

ああ、それにしても惨めだなあ。どっちにしろ、そのうち低蛋白血症か脚気にかかって動けなくなるかもな・・・。ああ、もう終わりだなあ・・・。 ああ、家にいた頃は良かったなあ・・・。

・・・ん? あっ、そうだ!! そうだ、そうだ、ああ、どうしてもっと早く考えつかなかったんだろう!!

そうだよ、もう、そうするしかない!! ・・・・   )

 

さて、イエス様の話は、まだ続きます。

どん底の、最悪の所まで来て、ハエのたかっている豚の餌を、恥ずかしくもよだれを流しながら見つめている時に、しかし若者は、初めて何かに気がつき、何かを考え直して動き始めたのです。

 

さあ、いったい彼は何に気がついたのでしょうか?

このあと、彼はどうするのでしょうか?

 

人生は、問題だらけです。生きて行く時、難問ばかり立ちはだかります。

しかし、もし聖書に書いている神の言葉が真実なら、ほら、全く違うカードを切る道も出てくるのです。

どうぞ来週も、野方キリスト教会の礼拝においでくださり、私たちと一緒に人生の大波小波荒波を乗り越えて行きませんか?!

子ロバも、子ガメも、皆様のおいでを待っていますよ!!

 

 

 


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